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je.data.statを用いた例(基本編)。一部の実行結果はブラウザのコンソールに出力されます。
出力結果の説明は次の通りです。NaNのピクセルは統計に含めません。
- size: ピクセル数(width * height)のうち、NaNを除くピクセルの個数です。
- min: 取得した全ピクセルのうち、一番小さな値を持つピクセルの値です。
- max: 取得した全ピクセルのうち、一番大きな値を持つピクセルの値です。
- sum: 全ピクセルの値を合計した値です。
- mean: 平均値です(sum / size)。
- median: 中央値です(size個の全ピクセルを値順に並び替えた時に、0.5*size番目に来るピクセルの値)。
- stdev: 標準偏差です((Σ[value - mean]^2) / size)。
この計算では、実際の地球表面上におけるピクセルごとの面積の違いは考慮していません。
緯度経度範囲が十分に狭く、ピクセルごとの面積の違いを無視できる場合はこの簡易的な計算でも問題ありませんが、ピクセルごとの面積の違いがある広い緯度経度範囲のデータで厳密な評価を行なうためには、
je.data.globalStatを利用してください。