QGISでの使用例

QGISにおけるAPIの利用方法

以下の手順で利用することができます。

  1. QGISを起動します。

  2. 「Click Browser」 -> 「XYZ tiles」 -> 「OpenStreetMap」をクリックし、CRS(Coordinate Reference System)をEPSG3857に固定し、バウンディングボックスを検出します。

  3. ズームアップ/ダウンして関心領域を設定します。

  4. 「Plugins」 -> 「Python Console」を開きます。

  5. Python consoleで「Show Editor」アイコンをクリックしてエディターを開きます。

  6. エディター ウィンドウで新しいスクリプトを作成するか、Pythonスクリプトを開きます。

  7. 「Run Script」アイコンをクリックして、Python スクリプトを実行します。

QGISで画像を取得して表示する

すでにPythonとモジュールがインストールされている場合は、次のコマンドでモジュールの保存場所を確認してください。

$ pip show jaxa.earth

モジュールの保存場所は次のように表示されます。

"C:\users\UserName\appdata\local\packages\pythonsoftwarefoundation.python.3.8_qbz5n2kfra8p0\localcache\local-packages\python38\site-packages"

Python もモジュールもインストールしていない場合は、解凍したモジュールを絶対パスが次のような形になるように追加してください。

"C://YOUR-FOLDER-PATH/jaxa-earth-0.1.2"

APIモジュールの絶対パスをPath環境変数に追加する必要があります。モジュールのパスのテキストには "\" の代わりに "/" を使用してください。

ppu または bbox を入力しない場合、これらのパラメータは、表示領域とディスプレイの解像度に応じて自動的に選択されます。ssl エラーが発生した場合は、 ssl_verify を False に設定してください。

show_images を使用する代わりに、QGISの show_images_qgis を使用してラスターファイルを取得します。ラスターファイルはtemporalフォルダに保存されるため、保存せずにQGISを終了するとラスターデータは破棄されます。

# Add path
import sys
sys.path.append("C://YOUR-FOLDER-PATH/jaxa-earth-0.1.2")

# モジュールをロード
from jaxa.earth import je

# 画像を取得
data = je.ImageCollection(ssl_verify=True)\
        .filter_date()\
        .filter_resolution()\
        .filter_bounds()\
        .select()\
        .get_images()

# 画像を処理して表示
img = je.ImageProcess(data)\
        .show_images_qgis()

スクリプトを実行すると以下の画像のようになります。

_images/FigureQGIS01.png