お知らせ

2023/01/10 - ほぼ全てのプロダクトについて、2020年以前のデータに対応しました。
2022/08/16 - JAXA Earth API for Python Version 0.1.2(プロトタイプ版)を公開しました。
2022/06/09 - JAXA Earth API(プロトタイプ版)を公開しました。

概要

地球観測データは衛星やセンサー、配信システムごとに仕様が異なり、データを横断的に活用するためには専門的な知識を要します。 そこでJAXAが保有する複数の衛星データをAPI (Application Programming Interface)経由で簡単に利用できるようにするための衛星データ配信サービス「JAXA Earth API」の開発をスタートしました。

データセット

JAXAが公開している地球観測のデータセットや、関連機関の公開データセットを COG (Cloud Optimized GeoTIFF) に変換して公開しています。70件以上のデータセットが利用可能です。

陸面に関するデータ (ALOS衛星)

  • AW3D数値表層モデル
  • FNF森林非森林マップ

降雨量 (GSMaP)

  • RainMonthly
  • RainDaily
  • RainMonthly (normal)

地表面温度 (LST) (GCOM-C衛星)

  • LSTDaytime / Monthly
  • LSTNighttime / Monthly
  • LSTDaytime / Daily
  • LSTNighttime / Daily

海面水温 (SST) (GCOM-W衛星)

  • SSTDaytime / Daily
  • SSTNighttime / Daily

植生指数 (NDVI) (GCOM-C衛星)

  • NDVIMonthly
  • NDVIHalf-monthly
  • NDVIDaily

土壌水分量 (SMC) (GCOM-W衛星)

  • SMCDaytime / Monthly
  • SMCNighttime / Monthly
  • SMCDaytime / Daily
  • SMCNighttime / Daily
全てのデータセットはこちら

アプリ・ツール

  • QGISプラグイン

    Python版APIを使ったQGISプラグインです。より簡単にQGISにデータを取り込めます。(提供:MIERUNE Inc.

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  • JavaScriptによる簡易解析

    Observable上でもJavaScript版APIを利用できます。

    Start
  • 海面上昇シミュレーター

    3D地形データ「AW3D」を使って、海面上昇をシミュレーションしてみましょう。

    Start
  • Data Explorer

    JavaScript版APIを利用して作成したデータセット確認サイトです。

    Start

API仕様

APIのモジュールを使用することで、任意の地域、時刻、データセットのデータを取得することが可能です。PythonとJavaScriptに対応しています。

  • Python版API

    Pythonのプログラムコード上で直接衛星データを取得できます。QGISのPython環境で利用することも可能です。

    APIドキュメント(英語)

  • JavaScript版API

    ブラウザ上で衛星データを処理したり、ウェブアプリケーションを開発することが可能です。※現在公開用準備中です。

QGIS上でPython版APIを利用する例

仕組み

COG (Cloud Optimized GeoTIFF)

  • JAXA Earth APIでは、オンライン経由の衛星データ配信に適したCOGと呼ばれるファイル形式を利用しています。これにより、必要な地域、ズームレベルのデータ部分のみを取得することが可能です。
  • 詳細については次のページをご参照ください。
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STAC (SpatioTemporal Asset Catalog)

  • データセットの中に含まれる複数のCOGファイルを機械的に探索できるようにするために、全てのCOGファイルがSTACと呼ばれる形式のJSONファイルによってカタログ化されています。
  • 詳細については次のページをご参照ください。
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